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デジタルイチガンレフの備忘録。 M's Studio

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偏光(PL)フィルター 2017.11.22更新

ハクバ S(スクリュー)ワイドサーキュラーPL 58mm
広角レンズ対応の薄枠タイプでフィルターやフードが取り付けられる。

偏光(PL)フィルター

一眼レフカメラを手にしたらそろえておきたいアイテムのひとつ。
余計な反射を取り除いてくれます。例えば

  • 蒼い空をより青く。大気中の水分やチリに反射した光を取り除いてすっきりした青空に。
  • 水面に反射した光を取り除き水面下まできれいに撮影。水中の鯉などの撮影。
  • 木の葉に反射した光を取り除き、葉の色を鮮やかに。
  • ショーウインドに映り込んだ反射物をカット。ショーウインド内をきれいに撮影。

などなど、「光」に関して「映り込んじゃったらイヤだな」と思うときに様々な効果を得られます。


光との位置関係によっては

効果が得られない状況もあります。

  • 光の反射角によっては効果が薄い。
  • 空を大きく広く写す(超広角)ときなど、PLフィルターの効果が一部分となったり青空に「ムラ」が出ることも



PLフィルタの選び方

 デジタルカメラへの偏光フィルタはパッケージに「C-PLフィルタ」と記載されたものを選びましょう。
 「PLフィルタ」はフイルムレンズ用といわれてるようです。「偏光フィルタ」を探しているとすごい値段安いものあったりするのですがそのときは「PLフィルタ」のときが多いです。筆者は試したことないのですが、まったく効果が得られなかったり、適正な露出にならなかったりとなんだかんだあるようです。

 また自分の持ってるレンズのレンズ径にあったものを選びましょう。レンズを正面から見たときに「Φ58」とか「Φ65」とか記載されてると思います。レンズ径に合わないとまったく取り付けできません。取り付けはレンズにくるくるとネジ回しの要領でねじ込んでいきます。レンズとフィルターにそれぞれネジ山とネジ溝があります。けっして無理な力でねじ込まないように。ネジ山つぶれて大変なことに。

(レンズ径が大きくなるほどお値段お高くなります。複数交換レンズ持っている場合など、それぞれにフィルタ買うの大変! とかいう場合には一番口径の大きなレンズに合わせてフィルタを1枚購入。ほかの口径の小さなレンズには「ステップアップリング」を取り付けて…などの方法も。ただしその場合は「レンズフード」の取り付けはできなくなりますが)

PLフィルタの使い方

 ここが一番のポイントでしょう。正直筆者も最初は「効果」がよくわかりませんでした。
 よく「撮るものに対して太陽の位置は」とか「ファインダー覗いてフィルターを回し、空が一番暗くなる位置」とか説明されていますが、趣味写真だと「この撮影スポットはこの季節・この時間帯だと太陽がこの位置で」とかまったく頭にないので。。。
 ファインダー覗きながらフィルターくるくるとしてても「効果」の「山」がつかみづらい。

 筆者はファインダー覗いてもよくわかんなかったので、「PLフィルタ」には「▼」印ついてるので、それを目印に30°づつくらい変えながら一枚一枚撮影して後で効果を確認したり地味に撮影してました。
 よくネット通販のレビュー欄に「ファインダー越しに効果がわからない」と書き込みありますが、そもそも「明るいレンズ」じゃないと効果がわかりづらいらしい。
 で、筆者は最近、

 ライブビューモニターで確認しながら

くるくる回しています。
 ファインダーだともともと明るくないレンズにさらに露出の下がる「C-PLフィルタ」つけて暗いファインダーで見てること自体効果が視認できにくいみたい。

 液晶モニターに切り替えることによって適切な露出(明るさ)で表示されるので、くるくる回してると効果がわかりやすい。

くるくるフィルター回すときはねじ込んだ方向に回しましょう。外す方向にくるくるまわしてるとホントに外れちゃってポロリ、ガチャーんとなってしまうことも。。。

 筆者の作例




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