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くらべてみた レンズの明るさ

2019.05.17 更新
Canon キヤノン EF50mm F1.2L USM EF5012LU F1.2 F1.4 F1.8 F2.0 F2 F2.8 最小F値 単焦点 レンズ Lレンズ Luxury F値 違い もっとも 明るいレンズ 2007.年01月26日 発売

CANON EF50mm F1.2L USM × EOS 6D MarkU

 レンズ交換式一眼レフカメラやミラーレスカメラを選んでいるとき、交換レンズを購入しようとしたときによく聞く
このボディは明るいレンズ付属していますよ。
明るいレンズがいいですよ〜。
など聞きますが、いったいどれくらいの違いがあるんだろう。

 レンズには通常「F値」刻印されています。上の写真に印つけてるところですね。「f/〇〇」「F〇〇」とか刻まれています。
 
 このレンズの「F値」の小さい大きいでどういったメリット・デメリットあるんだろう。


上記の「EF50mmF1.2L USM」は現行キヤノンの交換レンズでもっとも明るいレンズ。

 このレンズ使って、最小F値で適正露出撮影しまして、そのシャッタースピードを固定。それぞれF値を変えて撮影してみました。
 太陽の下だと若干明るさ変わってくるので、室内の明かりの下で撮影してみました。

まずはF値小さいほうから(単焦点レンズで多い最小F値)

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 一番左が最小F値。これを基準にしました。
  • 「F1.2」… Canonで現行モデルで一番小さなF値。室内の明かりでもISO100にて1/50のシャッタースピード。これをカメラの適正露出として撮影。
  • 「F1.4」… 一部「単焦点レンズ」に利用されてるF値。基準値とあまり変わりませんね。
  • 「F1.8」… こちらも「単焦点レンズ」に多い。Canonの「撒き餌レンズ」EF50mmF1.8STMもこのF値
  • 「F2.0」… ここも「単焦点レンズ」に利用される最小F値。基準と比べるとやや暗いですか。

ここまでは

 「単焦点レンズ(ズームできないレンズ)」で最小F値このあたりを使っているモデルが多いですね。いづれもそんなに「暗い」と感じないのではないでしょうか。




続いてズームレンズで多いF値。 

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 先ほどと比べると一気に暗さを感じるのではないでしょうか。

  • 「F2.8」… ここはよくいう「大三元レンズ」に使われてる最小F値。
  • 「F3.5」… Kissなどのダブルズームキットなどのレンズがこの最小F値使ってる場合多いですね。
  • 「F4.0」… 「大三元レンズ」に対して「小三元レンズ」はこの「F4通し」のズームレンズ。
  • 「F5.6」… ズームレンズで最小F値が広角側と望遠側で変わるレンズで望遠側にしたときの最小F値はこれが多いですね。

 「F2.8」も充分明るいでしょって思ってたのですが、実際比較してみると単焦点レンズの最小F値のほうが全然明るいんですね。



すべて並べてみると

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 こうしてみると違いってあるもんですね。単焦点レンズの明るさにはびっくりです。

「F5.6」にて適正露出で撮影すると 

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 「F1.2」のときはシャッタースピード「1/50秒(0.02秒)」でしたが
 「F5.6」だとシャッタースピード「0.4秒」です。

 今回は三脚に据えて撮影してますが、このレンズには「手ブレ補正」ついていないので、手持ちだと「F5.6」の0.4秒のシャッタースピードだと手ブレしちゃいますね。

 ちなみに手持ち撮影で写真がブレないとされる限界シャッタースピードは、「1/焦点距離」秒よりも早いシャッタースピードと言われているようです。

 なので、今回は焦点距離50mmでシャッタースピード1/50秒なので「F1.2」で手持ち撮影した時ギリギリ手ブレしないシャッタースピード。他のF値で適正露出で撮影しようとしたときすべて「手ブレ」の可能性が。(ISO感度は無視して。)

そしてもう一つ大きな違い。 


 「ボケ」が圧倒的に違います。
 「F1.2」もはや全体的にボケてます(笑)「トクホ」マークに合わせたんですが、どうも合ってなさげ。セットしてるときにややズレたかも。F値を上げていくにつれて全体にピントが合っていっているのがわかります。
 「F1.2」の「被写界深度」はカミソリのような薄さのようです。

 もうちょっとメリハリのある被写体を選んだほうがここはよかった。。。

最小F値の小さいことによるメリット・デメリット

 こうしてみていると、最小F値が小さいことによるメリット・デメリットが見えてきます。

メリット

  • 室内など充分が光がとれないときにもシャッタースピードを上げることができる。(手ブレ軽減)
  • 被写体を強調させる「ボケ」の効果を充分発揮できる。

デメリット 

  • F値の小さいレンズは、比較的高価。(特殊な安いレンズもあります。例:EF50mmF1.8STM)
  • レンズ構成群が多く重量の重いレンズが多い。
  • 最小F値の数字が小さいほど、撮影の際ピントがシビア。(被写界深度が浅い)
  • 最小F値2以下は単焦点レンズ。(構図を決めるのにズームができないので自分が動く)
  • 晴天の下、最小F値で撮影の際、カメラの最速シャッタースピードが足りなくなることがある。


 こう書き出していると、デメリットのほうが多くなっていきます。
 特にズームレンズの「F2.8」通しのレンズなどすごく高く、重いレンズが揃っています。

 最小F値が上がると、比較的安くて重さも軽いレンズが揃っていたりもします。

 自分の使い方によって選ぶのが一番いいですね。

 良いものは高価でよいものなのでしょうが、筆者のような趣味的に使っているにはこの「EF50mmf/1.2L USM」もてあましそうです。

 しかし使いこなせないながらも魅力にハマっていくものです。。。












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